DVD作成ワークフロー

2012/2頃にお話を頂いていた、
あるDVDの特典DVD作成のお仕事がやっと終了しました。
前回の製作期間と比べるとかなり長期にわたりましたが、
実際の作業期間は2~3ヶ月、実働時間は20日といったところでしょうか。

現在の私のDVD作成のワークフローは以下のようなものです。
主にAdobe Creative Croudを年間プランで契約して使用しています。


映像素材を頂いて、それをAdobe Premiere CS6で編集したり、
Adobe AfterEffects CS6で加工したりしたものを、
Adobe Encore CS6にダイナミックリンクとして流し込みます。
(必要に応じてTMPEGenc Mastering Works5等も使用します)

その後DVDメニューをAdobe Photoshop CS6で作成し、
必要によってはAdobe AfterEffects CS6でモーションメニュー化して、
Adobe Encore CS6に読み込ませ、全てをフローチャートに配置して、
チャプターや、エンドアクション、リンク設定等を行い、
最後にチェックを通して、isoにビルドすると完成、といった感じです。


この辺りは、まだまだ慣れていないところもあるので、
更にブラッシュアップできるところはブラッシュアップしていければと思っています。



いつも苦労するのは、扱う映像がアーケードゲームの取り込み映像なので、
インターレースが強くかかっているため、影が消えたり、
チラチラしたりすることがあるのです。

これはAdobe Premiere CS6の場合、
読み込んだファイルをシーケンス上で選択し、

メインメニュー→クリップ→ビデオオプション→フィールドオプション→優先フィールドの入れ替えにチェック→ちらつき削除ラジオボタンを選択→OKで外すことができるのですが、あまり上手くいかないことも多いため、TMPEGenc Mastering Works5でインタレース解除をする方が美しくなることが多いです。
その場合はインタレース解除だけ行ったものをAdobe Premiere CS6に取り込んで作業を行うようにしています。

ちなみにAdobe AfterEffects CS6でインタレース解除をするには、ファイルを開く→プロジェクトパネルで動画ファイルを選択すると、サムネイル情報欄に「分割中(偶数)」と書かれていれば自動的にフィールドが分割されているので、ムービーと同サイズのコンポジションを作成し、タイムラインパネルに配置する。
コンポジションパネルで確認すると動画に走査線がないことを確認できる(解除済みになる)。

分割されていない場合は、手動でファイル→フッテージを変換→メインを選択し、フッテージを変換ダイアログボックスを開き、ダイアログ内の「フィールドとプルダウン」にある「フィールドを分割」でサムネイル情報に会わせた分割方法を選択してOK。

あと、オーディオコメンタリーを付ける作業もありました。
この辺りはクライアントにお任せしているので割愛します。

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