読書「AfterEffectsCS5逆引きデザイン辞典」

以前読んだ、

に載っていたTipsの中で自分で使えると思った部分を少し抜き出しておく。
他にも多数のTipsが載っておりますので、気になる方は是非ご購入を。


■ムービーファイルをノンインターレースに変換
対象のムービーファイルを選択した際、サムネイル情報に「分割中(偶数)」と表記されていれば、
自動的にフィールドが分割(ノンインターレース化)されている。
タイムラインに配置して、インタレースの縞模様がないことを確認。
オリジナルと比較したい場合は、編集→オリジナルを編集を実行し、別のウィンドウにオリジナルの動画を表示して比較する。

表記されていない(分割されていない)場合は、手動で分割。
目的のファイルをプロジェクトパネルで選択→ファイル→フッテージを変換→メインを選択し、フッテージを変換パネルを開く。
その中の「フィールドとプルダウン」にある「フィールドを分割」で、サムネイル情報に合わせた分割方法を選択して、OKボタンを押す。

フィールドの分割を行うと、プロジェクトパネルのサムネイル情報に「分割中(偶数または奇数)」と表示される。

AfterEffectsはD1,DVサイズのムービーを自動的にノンインタレースに変換する。

640*480→奇数フィールドから(例外あり)
DV 720*480→偶数フィールドから
D1 720*486→偶数フィールドから
HD 1920*1080→奇数フィールドから


■スキマなく、いくつかのレイヤーをぴったりつなげていく
タイムラインでつなぐ順番に選択する→アニメーション→キーフレーム補助→シーケンスレイヤーを選択し、シーケンスレイヤーダイアログを開く。
そのままOKボタンをクリックすると、選択したとおりに配置される。
並べ替えるときも手順は一緒。
ただし、挿入する場合、挿入したい位置の一つ前のレイヤーから順に選択していく。
1と2の間にいれたい場合、1→新規→2→というかんじ。
★配置する際、1秒のエフェクトをつけて配置することもできる。
シーケンスレイヤーダイアログを開く→オーバーラップにチェックをいれ、デュレーション:100(1:00)、トランジション:前面レイヤーをディゾルブ等に設定し、OK


■キーフレームのタイミングを維持したまま、デュレーションを伸縮する。
目的のレイヤーを選択→Uを押してすべてのキーフレームを表示→伸縮させたいキーフレームをすべて選択→ALTを押しながら先頭か最後のキーフレームをドラッグして伸縮。

■手書き風の線が揺れるアニメーションを作る
シェイプレイヤーを作成する→塗りは透明に設定→シェイプレイヤーの「コンテンツ」にある追加▶をクリックして「パスのウィグル」を選択すると「パスのウィグル1」が作成される。パスのウィグル1ではキーフレームやエクスプレッションの設定は不要。時間の経過に合わせて自動的にアニメする。動きの間隔はウィグル/秒できめる。ディテールではどれだけ正確かをきめる。

■文字の後ろから光が差しているような映像を作る
CC Light Burst2.5を使用する。
★トラックマットで霧や光の筋を表現するには黒の平面にフラクタルイズエフェクトを適用したレイヤーと、CC Light Burst2.5を適用したテキストレイヤーを用意し、テキストレイヤーの上に平面レイヤーを置いて、テキストレイヤーのトラックマットを「ルミナンスキーマット」に設定する。あらかじめ最初のテキストレイヤーの上にテキストレイヤーを配置しておくと、文字をはっきりみせることができる。

■タイトル文字を任意の色で光らせる
白い平面レイヤーで棒を作り、その棒をブラー(ガウス)エフェクトでぼかして、左から右に移動させ、目的のテキストレイヤーでアルファマット処理をする。この二つのレイヤーをプリコンポーズする。→プリコンポーズしたコンポを選択肢、エフェクト→スタイライズ→グローを適用。エフェクトコントロールパネルで「グローカラー」を「A&Bカラー」に設定し、AとBで色を決める。グロー強度で明るさを調整。

■放射状に放たれる光を表現
目的のレイヤーを選択→エフェクト→Generate→CC Light Burstを選択
光の中心はエフェクトコントロールパネルのCenterで設定(右の黒地に光のアイコンで設定もできる)
光の強さはIntensity、光の長さはRay Rength
シェイプならその形がバーストするし、テキストならテキストから光がでる。色はColorでかえる。


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